痛みを抑えた治療
かつて虫歯の診断は、虫歯が疑われる部分に歯科用の針を差し込んで行われていましたが、この方法は歯を傷付けて、虫歯を進行させてしまうことがありました。現在当院では、虫歯診断の最新機器を導入し、歯を傷付けることなく、より正確な虫歯診断を行えるようにしています。
また、初期の虫歯をレーザーで治療する環境も整えております。麻酔もなく、保険の範囲内で使用することができ、従来の治療よりも負担が少なくて済みます。
拡大鏡を使用した精密な治療
歯のトラブル発見や治療には、どんなに視力の良い歯科医師でも、肉眼では識別することが困難なレベルのものがあります。こうした細かな処置を的確に行えるよう、当院では精密治療専用の拡大鏡(7.0X使用)を使って、細部まで精密な治療を行っています。
根管治療
重度の虫歯を治す「根管治療」
虫歯が進行し、歯の神経にまで達すると、歯を抜かなければならなくなります。しかし、抜歯をすると歯並びや噛み合わせが乱れ、健康な周りの歯に、悪影響を及ぼすことがあります。そんな負の連鎖を防ぐため、自分の歯を残したまま、重度の虫歯を治療する方法が「根管治療」です。
具体的には、菌に侵された神経を抜き取って、歯の内部の神経や血管がある根幹部分を洗浄。そこに薬剤を充填し、再び菌が入り込まないように蓋をし、その上に被せ物をします。
根管は、人によって形状が複雑だったり、非常に細かったりして、治療には高い技術が必要となります。当院では、根管治療の経験豊富な医師が担当いたします。また、根管治療器具もすべてレーザーを使用して滅菌・消毒しております。
ドイツ製の虫歯の診断機
数値で虫歯の度合いを診断
当院では、虫歯の診断をするのに、通常の視診、X線診に加え、ドイツ製の虫歯の診断機を導入しています。 虫歯が疑われる部分にレーザー光を照射し、虫歯菌の産生物(排泄物)の量を測定します。これにより、虫歯の度合いを数値で診断することが可能になっています。また、経過観察においても、虫歯が進行しているのか治ってきているのかを、数値で測って判断することができます。 麻酔など、特別な処置をする必要はなく、歯を傷付けることもありません。
初期虫歯も見逃さない
これまでは、深い溝部分に初期の小さな虫歯があった場合、診断が困難なこともありました。しかし、この診断機を使えば、肉眼では見つけにくいところの虫歯や小さな初期虫歯も見逃さず、確実に発見することができます。また逆に、虫歯かもしれないと思って削ってしまったら、実は違ったなどという事態が起きるリスクも回避できます。
治療後の注意点
再発防止のため、定期検診を
歯の治療は、痛みのある箇所を取り除いたら終わりではありません。トラブルが起きた元の原因にアプローチしなければ、必ず再発してしまいます。当院では、再発防止のためのアフターケアまでが治療の一環と考えています。
そのため、トラブル箇所の治療がいったん終了した後も、ハガキやメールで、3ヶ月後と6ヶ月後に定期検診の案内をさせていただいております。
当院の患者様は、メンテナンス率も大変高く、それが治療の満足度に繋がっていると、自負しております。